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社会で活躍する白梅の卒業生

※掲載している卒業生は、当時の在籍学科を表記しています。
※発達臨床学科は、2024年度より子ども心理学科に改組。

保育士

品川区
公立保育園

一人ひとりの成長を見守る
保育士の喜びを力にして

ゼミナールや実習を通して、多くの子どもと触れ合った経験が、卒業してすぐに保育士として自信を持って働ける支えになりました。特別な支援が必要な子どもたちと長期間にわたって交流した「だれでもワークショップ」が特に印象深いです。その経験を生かそうと思い、特別支援に力を入れている品川区の保育園に就職しました。
現在は保育計画の立案や振り返りを行いながら、行事の準備や進行にも携わっています。やりがいは何より、子どもの成長を間近に見られること。「先生大好き!」と言ってくれる子どもの声を聞くたびに、保育士になって良かったと実感します。

S.A.さん

子ども学科 2019年3月卒業
東京都 都立府中高等学校出身

一般企業

株式会社星野リゾート

人の想いに気づく力を
ホスピタリティに生かす

長野県にある温泉旅館『界松本』にサービススタッフとして勤務し、お客様のご案内から食事、清掃までさまざまな業務を手掛けています。
幼稚園教諭志望だった私がサービス業に就職したのは「一般企業にも挑戦しよう」という、ふとした思いがきっかけでした。まったく異なる業界に思えますが、保育の学びで培った力は、いまの職場でもしっかり生きています。お客様に快適な時間を過ごしてもらうには、先回りしてニーズに気づくことが大切です。子どもの言葉や行動を注意深く見守ってきた観察力は、その対象が大人になっても変わらず私の大切な力になっています。

I.M.さん

子ども学科 2018年3月卒業
東京都 都立小平南高等学校出身

社会福祉士

東京都
特別区公務員Ⅰ類(福祉)

地域の人々の声を直接聞いて
毎日の暮らしを支えていく

私が相談支援係を務める「港区子ども家庭支援センター」には、家庭におけるお子さんの問題や児童相談所では扱わない虐待など、子どもや家庭に関する幅広い相談が寄せられます。慎重な対応が求められる事案も多い中で、授業で相談支援の方法を学んだこと、社会福祉士の資格取得をめざして習得した知識が生きていると感じます。
在学中にはゼミナールやボランティアでいろいろな福祉施設に足を運び、授業ではコミュニティカフェを催すこともありました。地域の方々と交流しながら学べることは白梅の特徴のひとつで、地域福祉を学ぶにはこれ以上ない環境だと思います。

Y.A.さん

家族・地域支援学科2022年3月卒業
東京都 都立井草高等学校出身

事務職

東京都
国民健康保険団体連合会

福祉社会の実現をめざして
介護現場を後方から支援する

大学で社会福祉協議会の実習に参加したことで、間接的に福祉を支える働き方を知り、現在の仕事に就きました。主な業務は介護保険サービスに関わる利用相談対応や、相談の集計・共有など。介護保険を利用する方々や介護事業者が、スムーズに支援を受けられる・行える環境を、関連施設や行政機関と協力しながら整えていく仕事です。
介護を必要とする方と直接会う機会は少ないですが、白梅で介護現場を体験してきたことが、多くの場面で仕事に生かされています。これからも福祉の現場で働く方々の想いや役割を理解しながら、より良い福祉社会の実現に貢献していきます。

N.H.さん

家族・地域支援学科2019年3月卒業
東京都 私立本郷高等学校出身

児童心理司

東京都
児童相談所

大学での多様な経験を糧に
児童心理司としての成長をめざす

虐待や非行などの困難を抱える子どもや家庭を支援するために、心理検査や行動観察を通して子どもの発達を評価し、必要な支援方針を関係者や保護者と考えます。子どもの特性を判断するだけでなく、その後の支援策まで考えることが、児童相談所における心理職の大切な仕事です。子どもが前向きに生きられるようになったり、周囲に温かく接するようになる様子を見ることが、日々のやりがいです。学生時代に先生から教わったCAREプログラムなどの知識、実習で子どもの発達を間近で見たことなど、大学での多くの経験が仕事につながっています。

W.S.さん

発達臨床学科2016年3月卒業
北海道 私立北見藤高等学校出身

児童指導員

独立行政法人国立病院機構

一人ひとりの長所を見つめて
その人のための支援を考える

元々は保育士になろうと短期大学に入学したのですが、障害児保育を学ぶなかで興味が広がり、もっと深く学ぶため発達臨床学科へ編入。いつしか“障害者を支える仕事”をめざすようになりました。
現在は国立病院機構の児童指導員として、長野県の小諸高原病院に勤務しています。障害のある入院者の相談支援から毎日の暮らしを支える生活介護まで、仕事は多岐にわたります。障害名ではなく、その人の「強み」を意識するという大学で身につけた姿勢を大切に、利用者さんの顔を思い浮かべながら、一人ひとりに最適な支援を考えています。

K.K.さん

発達臨床学科2020年3月卒業
東京都 私立八王子学園八王子高等学校出身

小学校教諭

東京都
公立小学校

白梅で学んだことを意識して
主体性を育む教員をめざす

現在は5年生の担任で、生徒が学んでいて楽しいと思える授業づくりをめざしています。生徒の主体性を育む授業を実現するために、「居心地の良い学級づくり」や「子どもの能力を伸ばす教員」など、白梅で学んだことを常に意識して取り組んでいます。
模擬授業の経験や指導案の書き方など、多くの学びが仕事に直結していて、「あれはこういうことだったのか」と、働くなかで白梅の学びの重要性に気づかされます。多くの先生方に支えられた白梅での時間が、教員としての確かな土台になっています。

T.M.さん

子ども学科2021年3月卒業
東京都 私立十文字高等学校出身

※小学校教諭の免許は2024年度以降、教育学科で取得可能になる予定です。

特別支援学校教諭

東京都
公立特別支援学校

先生方や友人との絆が
不安を乗り越える力になった

身内が通う特別支援学校で、どんな障害のある生徒にも分け隔てなく接し、良いところを伸ばそうとする教員に感銘を受け、特別支援学校の教員をめざすようになりました。教材づくりや模擬授業など、白梅で培った知識と経験を生かして、一人ひとりの特性に合った教育を心掛けています。
教育実習の研究授業では、改善点や疑問点について、先生が細やかにアドバイスをくれたことを覚えています。また、目標に向かって切磋琢磨し合う友人たちがいたから、私も夢をめざして頑張ることができました。友人たちはいまでも、仕事の悩みを相談できる心強い存在です。

F.H.さん

発達臨床学科2022年3月卒業
東京都 都立調布北高等学校出身

※特別支援学校教諭の免許は2024年度以降、教育学科で取得可能になる予定です。

幼稚園教諭

学校法人アプリコット学園
あんず幼稚園

白梅で磨いた実践力を強みに
子どもに寄り添っていきたい

年長の担任をしており、生活の中での遊びや発見を子どもたちと一緒に楽しんでいます。勤務している園は、在学中に実習でお世話になった園であり、実は私の母園でもあります。自分が園児だった頃の「楽しかった」という記憶を、いまの子どもたちも同じく感じてもらえるよう、一人ひとりに寄り添った保育をめざしています。
白梅ではゼミナールなどを通して、近隣の幼稚園の子どもと触れ合う機会が多くありました。特に「地域子育て支援演習」は企画や準備作業が大変だったものの、卒業後に生きる実践力を高められた授業として、印象深く覚えています。

K.M.さん

保育科2019年3月卒業
埼玉県 県立所沢西高等学校出身

保育士

日本赤十字社
武蔵野赤十字保育園

学び続けて見えてくる
保育という仕事の面白さ

「白梅の学生は10年後に味が出る。だから理論などを学び続けることが大切」と、何人もの先生が話していたことが心に残っています。学んだことと子どもの姿が重なった時に保育の面白さを実感し、さらに学びたい気持ちが芽生えてくる。卒業後も研修などを通して、保育の知識を深めてきました。
現在は保育士長として、園の運営や職員の教育・採用にも関わっています。採用側として白梅を訪れるようになり、一人ひとりの学生のことを丁寧に見つめて、考えている大学だと感じています。これからも学ぶ姿勢を忘れず、そして後輩にも、その大切さを伝えていける存在になりたいです。

M.E.さん

保育科1991年3月卒業
東京都 都立荻窪高等学校出身