堀江まゆみ教授
専門分野:特別支援教育
特別支援学校のカリキュラムの特徴的な構成を学びます。自立活動は児童生徒の発達や障害に合わせて生きていく上での多様な力を育みます。実際に各校のホームページや要覧を調べて時間割構成を見てみると、一人ひとり障害特徴に合わせた設定が実感できます。
廣澤 満之准教授
専門分野:発達障害学、発達臨床
特別支援学校における知的障害児の指導法を学びます。まずは、様々な科目・領域の指導案を分析して、書かれている内容を理解します。そして、実際に指導案を書き、模擬授業を行う中で、より実践的に理解を深めます。
福丸 由佳教授
専門分野:発達臨床心理学、家族心理学
子どもの育ちや対象者について理解する際は、さまざまなアプローチが求められます。この授業では現場で用いる発達検査やパーソナリティ検査、それに関連する技法等を体験的に学習し、発達の理解や支援の可能性などについて考えます。
松田 佳尚 教授専門:認知発達心理学、神経科学
「赤ちゃん学」とは保育学や教育学だけでなく、心理学や脳科学、医学、物理学といった分野が一緒になり、様々な視点から赤ちゃんと赤ちゃんを取り巻く環境を「科学する」新しい学問分野です。赤ちゃん学を通して人のはじまりを改めて捉え直し、そもそも発達とは何か?ということを多角的な観点から誠実に考えていきます。また、赤ちゃんにとどまらず、社会的に弱い立場の声なき声を聞く姿勢を身につけてもらいたいと思います。
I.M.さん子ども学部 発達臨床学科2021年卒業
東京都・都立田無高等学校出身進路決定先:学校法人東京吉野学園 みそら幼稚園
乳幼児の脳と心の発達をテーマに学んでいます。人の認知は視覚から得られる情報が多く、人が何を見ているかは重要な情報です。そのため視線計測装置を使い、人は普段どこを見ているのかについて知りました。この装置を使い、子どもはどこを見ているのかについて研究することは子どもの目線に立った保育につながると思います。ゼミナールでは互いの意見を聞きながら、考えを深めることができます。将来は、保育者として子どもの目線に立ち、子どもの気持ちに寄り添った保育をしたいです。
福丸 由佳 教授専門:臨床心理学
家族という視点から、現代社会をとらえることがテーマです。特に子育てという親子関係や夫婦関係について考えながら、改めて多様な家族のありように目を向けています。少人数という点でも、ゼミは多くの経験の場です。学生にはここでは失敗してもいいと伝え、失敗や反省から多くを学んでほしいと思っています。
T.M.さん子ども学部 発達臨床学科2019年卒業
山梨県・県立甲府東高等学校出身
進路決定先:社会福祉法人山梨立正光生園 保育所
施設見学などを通して、多角的に家族支援や保育を学んでいます。発表の機会が多く、互いの意見を聞きながら各テーマについて考えを深めることができるので、広い視野を持つことができるようになりました。ゼミで学んださまざまな立場や視点に立つということを忘れずに、将来は保育者として家族支援に携わっていきたいです。
※大学の専門ゼミナールは、学科の枠を超えて履修することが可能です。