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髙田学長&学生 クロストーク


髙田 文子 学長

Aさん 2021年卒業 子ども学科

Bさん  4子ども学科

記事(前半)はこちら

コロナ禍で友達と会えないことへの不安。

不慣れなオンライン授業。

さまざまな経験をした二人がいま思うこと。

 

Aさん:私の場合、就職活動が本当に大変でした。

学長   :確かに。みんなが大変な思いで活動していましたよね。例年は、大学で履歴書を書いたり、公務員の勉強をしたりしている訳だから。身近に仲間の存在がないのは不安だよね。

Aさん:そうなんですよ。

Bさん:学校に行かないと役立つ情報も入ってこないから。そこにも不安がありました。

学長   :本当に友達の存在って大きい!

Bさん:そうなんです。いつも友達に支えられているって感じです(笑)。

学長   :もちろんオンラインでもコミュニケーションは取れるし、良い面があると思うの。二人は対面授業とオンライン授業の両方を経験したけど比べるとどう?

Aさん:そうですね・・・。いま思えば、授業がたくさんある2年生の時だったらZOOMは便利だな、とは思いました。4年生は論文を書くので大学へ結構行きたくなります。

Bさん:自分は圧倒的に大学に来たい人です!

学長   :対面派なのね。

Bさん:はい。特に話し合うような場面では対面が良いです。グループセッションは、ZOOMでやるのは苦手でした。

学長   :なるほど。白梅の授業は「ちょっと話し合ってみて」みたいな授業が多いよね。確かに同じ話し合いでもZOOMのグループセッションは雰囲気が違うものね・・・。

Bさん:大学に来たら仲の良い友達もいて上手くセッションできるけど、ZOOMの場合だとお互いに譲り合っちゃって・・・。しかも、しゃべらなくて済んじゃうこともあるじゃないですか。それが、なんだか戸惑うというか。こっちもどうして良いか分からないから、「今日は、そういう日ね(笑)」って思ってました。

Aさん:そういう状態だと、確かに難しそう・・・。

Bさん:ZOOMだと思ったより互いの距離が縮まっていかないっていう感じがあります。

学長   :対面だと、5分くらいあればみんなが良い雰囲気になるよね(笑)。

Aさん:逆に、オンライン授業で良いと思ったのは、パワーポイントなど資料が充実していて用語の説明とか聞き逃しがなくなります。対面だと、口頭だけじゃないですか。

学長   :そう、資料あげるからね。

Aさん:ですよね。だから、難しいはずの授業もよく分かった!みたいな感じに。

学長   :そうね(笑)。難しい授業の内容も伝わりやすくなるのかも。あと、みんなにとってチャットがあるのは質問がしやすくなるのかな?

Aさん:そうですね!質問をチャットで受け付けてくれて、それにバーッって書き込みがあって。そこから話をひろって、拡げて授業が展開して、みたいなのが良かったです。

学長   :うん。150人いて、その中でハイって手をあげるのもね・・・。

Aさん:なかなか難しいですよね。でもチャットだと、一人が最初に書き込むと、みんなが一斉に書き込んでいくので(笑)。

学長   :そうそう、こちらはとても追いつかない(笑)。

Bさん:実は、みんな質問内容を打っておいて、あとはENTERキーを押すだけにしているんですよ(笑)。

学長   :えー!だから、ものすごい勢いでコメントがきて、読み上げるのが追い付かなくなっちゃうのね・・・(苦笑)。

Aさん:150人が一斉にスタンバイしているんですからね!

Bさん:小学校免許の授業で、チャットで感想とか改善点、良かったところを打たなきゃいけなくて。それを誰が最初に書き込むか「だれか行かないかな、行かないかな?」と正直、思っていました。ちょっと恥ずかしいんですよね。

学長   :そういうことなのね。まあでも、みんな慣れてきたよね。

 

学生が考える良いゼミナール、出会いたい指導教員とは?

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学長   :さっき、グループセッションの話が出たけど、二人はゼミナールの選択について何かポイントがあった?

Aさん:私は、個人に寄り沿って話を聞いてくれて、的確な助言をしてくれる先生のゼミに所属したかったです。こんな社会状況ですし。

Bさん:その気持ち分かります。自分の所属しているゼミの先生も話しやすい相手っていうか、相談しやすくて。教員採用試験を受けるのに「どんな対策をしたほうがいいですか?」と聞けばすぐに教えてくれるし、卒業生を呼んでくださって話を聞かせてくださることがあり助かっています。

学長   :私が目指しているのは、いろんな視点で自由に意見が言えるようになるゼミナール。実際に私のゼミにはさまざまな進路を目指している人が集まっています。「子ども学」だけどいろんな専門性をもって、いろんな方向を目指している学生たちがいる環境がディスカッションの幅を広げてくれる。これが白梅の良さで、すごくいいことだと思っているの。

Bさん:頑張ります!

学長   :みんな4年生で卒業論文を書いて、「子ども学会」までの半年くらいまでにしっかりしてくるっていうか。就活もあるけど、やっぱり、いろいろなものをまとめ上げる4年生の力って、すごいなって思ってね。このままその力を発揮しながら、私がいつも言っているように、これからの時代は「学び続ける」こと。ゼミでの経験を生かして欲しいです。

Aさん:頑張ります!

学長   :ぜひ、社会で活躍してください。大丈夫、みんなチカラがあるから。できる!

 

コロナ収束後にしたいことは?

未来に期待して、みんなで前に進もう!

 

学長   :コロナ禍が収束したら、二人は何がしたい?

Aさん:私、世の中がコロナ禍になる前に、すごいお金を貯めて、いろんなメーカーの口紅やリップをたくさん買ったんですよ。全然使えていないので、早くマスクしないで外に出かけたいです。

学長   :わかる!マスク生活では全然口紅使えないもの。

Aさん:そうなんですよ(笑)。全然減らないんです!

Bさん:私は教員採用試験に合格して、進路を決めたいです!

学長   :そうだよね、教員採用試験が待ってるよね。まずは実習をしっかりとね。

Bさん:はい。それらをクリアすればこっちのもんです(笑)。

学長   :いやいや(笑)。卒論もあるでしょ!

Bさん:もちろん分かってます!(笑)いま卒論は自分の中でこういうのがいいな、というものがあります。あと最後は先生が助けてくれる、と信じて(笑)。

学長   :卒論は自分で書くものよ。大丈夫かなぁ(笑)。

Bさん:あと、温泉旅行に行きたいです。別府にいきたいですね。別府温泉でくつろいで、帰りは福岡でラーメンともつ鍋を食べて、飛行機でぴゅーんと帰ってきたいです。

学長   :二人とも期待で胸が膨らみますね。コロナ禍は私たちの生活を一変してしまいました。でも過去を否定することばかりではなくて、この経験を通して私たちも学ぶことがたくさんあったはずです。未来を見据えて、そこで培ったスキルを生かし前に進むことが大切だと思うのです。お二人とお話しできて本当に良かったです。ありがとうございました。

 

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