2017/8/25

オープンキャンパス

【特別企画】8/11 模擬授業のご紹介

8月11日(金・祝)オープンキャンパスで実施された模擬授業をご紹介します!

 

子ども学科

題名: 子どもと福祉 ~現在と未来を「生きる」ことを支えるソーシャルワーク~

講師:   長谷川俊雄 教授

 

 

 

■内容のまとめ

少子化が進むなかで困難に直面する子どもたちが増えています。貧困、児童虐待、孤立等は「子どもの最善の利益」を妨げる社会問題として認識される必要性があります。例えば、子どもの相対的貧困は1人/7人と発表されて大きな社会問題として認識されています。2013年に国は「子どもの貧困対策の推進に関する法律」が公布されて救済・支援対策が展開されています。具体的には、高校進学を実現させて貧困の世代間連鎖を防止することを目標とした中学校3年生を対象とした「学習支援」、貧困が理由となった欠食・貧食・弧食の子どもたちを支援する「子ども食堂」等が全国で取り組まれています。現代の日本社会は、今までの理念である「発達保障・健全育成」に加えて、新たに「支援」が必要な時代を迎えています。困難に直面している子どもを支援する専門職が求められています。保育や幼児教育の学びとともに、社会福祉の学びを深めていきましょう。

■受験生へのアドバイス

 子どもは周囲の状況や環境に大きく影響を受ける社会的存在です。そのため、子どもを取り巻く社会・環境に注目することが大切になります。現代社会を生きる子どもの実際を理解することは、保育・教育・社会福祉の専門職を目指すときは必要不可欠です。新聞等の報道、ルポルタージュやドキュメンタリー作品をとおして、子どものリアルな姿と子どもが直面する困難について理解を深めてください。

 

発達臨床学科

題名:  不思議を信じる心理学

講師:  倉澤寿之 教授

 

■内容のまとめ

 今回の模擬授業では、私達が「こんなことは偶然では起こりにくいから、何か意味(霊や超能力の働き)があるはずだ」と感じてしまう現象を取り上げました。ですが、私達が「偶然には起こりにくい」と感じても実際にはある程度起こり得ることであったり、「起こりにくい」という認識そのものが間違っている場合もあります。ですから、そのあたりを冷静に見つめなければいけませんね、というお話をしました。

 

■受験生へのアドバイス

心理学に対して、心の奥底に潜む闇の部分を明らかにすることや心の傷を癒やすことを目的とする学問だというイメージを持っている方が多いと思います。確かにそうした面もあるのですが、心理学の全体像はもっとずっと広くて、人の行動や思考を科学的に探求しようとする学問です。今回のようなお話を通じて、きちんとしたデータをもとに冷静な目で人を捉えようとする学問としての心理学に興味を持っていただけたら幸いです。

 

 

 

 

家族・地域支援学科

題名: あなたの短所、長所にかえます‼
~社会福祉士、介護福祉士が用いるストレングスの視点~

講師: 午頭 潤子 講師

 

 

■内容のまとめ

コミュニケーション技術の授業などで実際に演習を通して身につける技法一つであるストレングスの視点について、4~5人のグループになり、体験して頂きました。今回の授業では、まずは福祉専門職自身の自己覚知を目的として、自分の強みについて考えて頂きました。社会福祉士・介護福祉士が用いるコミュニケーション技術には多数の技法があり、対象者に合わせてその技法を用いていきます。

■受験生へのアドバイス

福祉専門職は、子ども・障がい者・高齢者など対象者の状況に応じた支援が求められます。その際に対象者の出来ない事にだけ目を向けるのではなく、その方の強みは何か、本人や家族の希望等を理解し、支援方法を提案していきます。支援を必要とされる方の中には様々な疾患、状況、環境の中で生活をされている方もいます。生活や人生・命に関わる福祉専門職として対象者に合う支援が展開できるよう必要な知識・技術は何かを考えるきっかけとして下さい。